スーパーカブHA-02 二人乗り快適化計画~④ミラーのネジ穴を治す。

だいぶ以前、立ちごけした際に右側ミラーが壁にぶつかり、ネジ穴が馬鹿になりました・・・。

右側が無い状態は、かなり不便です(涙)。

早速修理をしましたが・・・今回は山あり谷あり、紆余曲折の補修劇場となりました。

今回「秘策」として、新規投入した「ネジ穴補修キット」。

Amazonではバイクミラーのネジ穴補修に成功した事例が何例もあり超期待の商品です。

馬鹿になったネジ穴にブリキ製のシートを挟み込んで溝を隙間を埋めるという画期的なヤツ。

ハサミでネジ穴サイズにカットして・・・

ネジ穴に差し込んで・・・

ネジ締めると・・・閉まるはずが空回り。

一回外して再度チャレンジ。

外した後のブリキ板は使い捨ての一回のみ使用となるそうです。

2枚入れてリターンマッチ。

ある程度固定は出来たんですが、「カッチリ」と止まらず微妙。

乗っててズレたりする事は無いと思いますが・・・。

ちょっとモヤモヤです。

あ!

ああ!!

あああああ!!!!!

そういえば以前にウインカースイッチの不良で、交換した部品があるはず。

交換すりゃいいやん!

・・・と、ここからが大変なことになりました。

スイッチ部分を開いて、中の接点部品を確認。

ウインカースイッチってこんな感じ。

これに、細かな接点や球やバネ・・・

ネジ穴が破壊されていない部品と交換して取り付けようとした所、1時間以上の格闘となりました(涙)

途中、接点のバネを紛失しましたが、以前左右対でスイッチを購入していたので、ライト切り替えスイッチからバネを移植。

焦らず、配線外して、じっくり取りかかる事にしました。

こんなん、HONDAの作業員さんは一発で入れれるんでしょうね。

専用器具とかあるのかな??

色んな事を考えました。

ピンセットやら何やら導入して約1時間。

入ったー!!

押えをネジ締めして完了。

この達成感、涙が出そうになりました。

配線とアクセルワイヤーを戻して・・・

よっしゃ完璧。

無事にミラーが付きました。

さすが、カッチリ止まって大満足。

「ネジ穴補修キット」は、また違う用途がありそうですので、また別の機会に。

紆余曲折の補修劇場、これにてお披楽喜。

スーパーカブHA-02 二人乗り快適化計画~③キャブ清掃

二人乗り快適化③は「キャブ清掃」。

先日、シートやマフラーのセッティングが終わり、息子を乗せて近所をテストツーリング・・・・と行きたいところでしたが、アクセル開閉でエンジンがボコ付き「怖いから帰りたい」と乗車拒否。

中古で購入してから、約6年間はキャブ清掃していません。自賠責の切れた昨年1年間は、ほとんどまともに走らせていなかったので、これを機会に清掃しましょう。

まずはキャブを外します。

はい取れた。

分解して清掃。

W650のキャブ清掃で大活躍した、ヤマルーブのキャブクリーナーを使用します。

キャブクリーナーとホワイトガソリンを混合して洗浄液を作成。

ジェットやスクリューを漬け込み・・・すでに汚れが浮かび上がっているのがわかりますね。

濃度を高くしたので、30分ほど漬け込んで終了。

このクリーナー、マジで超強力ですので使用には十分注意を。

念の為、サブのクリーナー達も準備。

本体の穴という穴にスプレーをかけまくります。

完了。綺麗になりました。

事前に購入しておいたキャブのパッキンセット。

丁寧な説明書が付いていました。

シンプルなキャブですが、これあれば組み立ては完ぺきですね。

付いていたパッキンは、どれもカチコチ。

ストレーナ、変色しています。

スクリュの小さいOリングが取れず苦戦。

無事に組み上がりました。

キャブを戻して完成。

ちなみに、エアスクリュは「定番1回半戻し」から微調整しました。

外してたマフラーも取付て、エンジン始動!

バルルルルーン!!!!!

良い吹けあがり。

近所を1周しても、アクセルがスムーズになった事がわかります。

息子よ、今度はタンデムしてね。

スーパーカブHA-02 二人乗り快適化計画~②タンデムシート自作

二人乗りといえば、タンデムシートが無いと始まりません。

市販品だとソコソコのお値段ですが、自作できそうなので早速やってみます。

バイク小屋に転がっていた木っ端がリアキャリアにシンデレラフィット。台座に決定。

以前、ホムセン箱を固定するために、リアキャリアにはボルト穴を開けてしまってます・・・これを利用。

台座の角をグラインダーで丸め、ボルト用の穴を開けました。

近所のコメリにウレタンマットがありましたので、使ってます。

マジックで採寸罫書。

ハサミでカット。

以前、車中泊用のベッドを作った際に余った合皮の端切れを使用します。

少し大きめに記事を取って、タッカーの準備を。

端から少しずつ張りつめて行きます。

四隅の処理をして・・・

シート部分、良い感じになりました。

リアキャリアにボルトで固定します。

車体に取り付けて・・・

完成!!!!!

・・・座布団みたい。

クッションは少し軟らかめ。使えない事は無さそうですが、もう少し固めが良いかな??

在り物で作成したので、総予算はクッションとボルト代金の700円程度で完成。

かっこ良いかどうか?はさておき、しばらく使ってみます。

スーパーカブHA-02 二人乗り快適化計画~①マフラー交換

約5年前、中古で購入直後にタイヤのブロックパターン化と合わせてアップマフラー(DAX用)をチョイスしていましたが、二人乗りが辛いので純正位置に付くマフラーに付け換えてみます。

アップマフラーは結構サビサビ。
無事外れましたが、オリジナル・ステーをかまして、時々ズレてた事もありカバーにマフラーが触れて変形しています(涙)

完成!

・・・と言いたいですが仮置き、良い感じ。

そして問題発生。

純正マフラーを外した時、サビサビでエキパイが折れたので不燃物の日に処分・・・その時、うっかりステーとボルトも捨てたようです(号泣)

しゃーないです、簡易ステーを自作しますか。

さっそく近所のカーマでプレート購入。

2~3mm小さいです。

鉄鋼ドリルとリーマーで拡大中。

ナットも運よく1.25があって良かった。

少しずつ角度を調整して無事に装着。

リアブレーキとキックのクリアランスもオッケー。

さて、二人乗り快適計画 第二弾に移りますか。

中華ポケバイを復活させることに。

我が家に新しいバイクがやってきました。

メーカー不明の中華(おそらく)ポケバイです。

友人が引っ越しする際、「修理してみる??」と10年モノの放置車両をタダでくれました。

引き取った車体を見て、小3の息子も大興奮・・・親父のメンツ維持出来るか?自分でハードル上げて取り掛かりますわ。

さて、ダケヲの経験上は普通に走ってたバイクが長期間放置されてエンジンがかからなくなった場合、ほとんどキャブ清掃と燃料系のメンテナンスで走ります。

出来るだけコストを掛けずに治ると良いのですが・・・。

キャブと燃料フィルターです。

古いガソリンを抜いて、試験的に新しいガソリンを。

ちなみに、このポケバイはエンジン草刈り機で使う2スト用の混合ガソリンを使います。

エンジンがかかる気配は無し。

色々見て行くと、圧縮はありますがプラグが固着して取れません(涙)火は飛んでるのかな??微かな希望を胸に、キャブとタンク清掃します。

キャブを取り外すのに、エンジンをずらさないと無理ですね・・・まずはシートを外します。

リアフェンダー裏にネジ止めでした。

ステーを外してチャンバー(?)取って・・・

スロットルバルブを抜いてから、フレーム下部のエンジンマウントのネジを外して横向きにしました。

10年放置にしては、屋根付き保管だったからかキレイな方です。

キャブ、外れました。

さ、マニュアルもありませんが清掃開始。

放置車両は多分ほとんどココですよね。

ジェットはクリーナーを噴射してみると目詰まりしている様子。

念の為、各所を外していきます。

秘密兵器、アコースティックギターの2弦。

この弦のサイズがメインジェットをホジホジできそうです。※本当は傷が付くからNGな方法です。自己責任で!!

開通♪

写真を撮り忘れましたが、タンクを外して洗浄して、再度キャブ組み上げて取付。

アイドルスクリュー?は2回転戻しから調整。

プラグも気になりましたが、とりあえずガソリン入れてエンジン始動してみます。

・・・バララララ!!!

おおっ!奇跡!!!!!かかりました。

良かった♪

学校から帰った息子を近所の公園に連れ出して試乗。

いいやん!アクセルのレスポンスも悪くないようです。

・・・途中、「子供がバイク乗り回しとる」って通報があったらしく、交番のおまわりさんから職質(笑)

公園内の車と人がいない場所でしたので、おとがめなし。

ご近所の方、お巡りさん達、ご迷惑おかけしました・・・次から何処で走らせるか?良い場所あったら教えてください。

KAWASAKI(カワサキ)W650~「ダケヲ家オイル交換祭り」オイルとオイルフィルター交換

ここ1か月ほど、猛暑ですっかりご無沙汰していたW650のオイルとフィルター交換をしてリフレッシュさせます。

さて、Amazonsとネットショッピングにて、オイルとフィルターを購入しておきました。

カストロールの10W-40。

フィルターはカワサキから発売されている専用品でなく、互換性のある手ごろな価格の物をネット準備。

箱の適合表には「KAWASAKI W650」の記載がありませんが、事前に調べて購入していますので問題なし。

あとは、燃えるゴミとして処分出来るように、オイルを吸い取るスポンジとビニール袋をセッティング。

作業前に車体下部をチェック。問題無し!

まずはドレンボルトからオイルを抜きます。

ドレンボルトは17㎜で。

しっかり抜きます。

つづいて、オイルフィルター。

オイルフィルターの交換には、まずメッキカバーを外します。カバーの下部にボルトが2本見えますね。これは外します。

8㎜を使用。

フィルターレンチは65ф。

取り外し完了!

取付口に薄くオイルを塗ってから取付。

フィルターカバーとドレンボルトも戻して準備完了。

一応、エンジンに貼ってあるオイル量をチェック。

今回はフィルターまでの交換なので2.8L必要となります。

ジョッキにオイルを入れて量を図ります。

僕の手持ちは2Lなので、2+0.8で注油。

オイルメーターOk!

これで秋のツーリングを楽しめますな。

点火の儀式②~OPTIMUS(オプティマス)スベア123R

ホワイトガソリン系の所有ストーブ達をメンテナンス&点火する企画の第二弾。

※第一弾「コールマン 425F ツーバーナー」はこちらから

今回は僕の一番大好きなストーブ「OPTIMUS(オプティマス)スベア123R」です。

言わずと知れた、伝説のストーブですね。

僕にとってはじめてのガソリンストーブで、10年前くらいに新品購入。

冬場の火力安定を求めて、ガソリン燃料の小型ストーブを検討した結果これに行きつきました。 バイカーの方が使用している事が多かったのも購入理由の一つです。  

【123R ココが〇】

・ガソリンストーブとしては小型軽量

・気温が低い状況での火力安定性

・シンプルな作りで故障が少ない  

【123R ココが×】

・プレヒートの不便さ

・爆音

・現代のストーブと比較すると重く嵩張る

・プレヒート時、時々「火ダルマ」になる

  ・・・あえて「×」を書きましたが、あまりある魅力があります。

このスベア123R、若干のリニューアルや製造メーカーの変動はありましたが100年くらいから製造されている歴史あるストーブという事でも有名。 富山が舞台で1900年代初頭の設定である「劔岳 点の記」の劇中でも写り込んでました。

また、僕のアウトドアバイブル「遊歩大全」にも取り上げられてたり。

「世界中でさまざまな冒険にお供したんだろうな」と妄想を膨らませてロマンを感じられます。

燃料を気化させるためのプレヒート(余熱の儀式)が面倒なのですが、その「ひと手間」が楽しいですよね。プレヒートで「火ダルマ」の様に燃え上がり、ドキドキさせられる事もしばしばですが。

余談ですが、スベア123Rユーザーなら定番のスノーピーク製コッヘルに入れて持ち運んでます。

本当、スベア123R用に作られたかの様なシンデレラフィット。

軽いカスタムとして、プレヒート用の燃料を注ぐ窪みにカーボンフェルトを付けてます。

こんな感じ。

そして、バルブの開閉ハンドルも取付位置変更済み。

もとはココに付いてるのですが、本体が熱くなると、近すぎて触れなくなることから、ワッシャーをかまして風防に取り付けてます。

さ、それでは本題の点火に。

まずは風防をスライドさせて外します。そして燃料補給。

続いて、ガソリンストーブの醍醐味「プレヒート」。

僕は、カーボンフェルトに燃料アルコールを浸み込ませてプレヒートしてます。

本来は燃料用のガソリンを垂らしておこないます。

プレヒート点火。

これをガソリンでやると、火ダルマになるやら煤だらけになるやらで、僕はアルコールや着火剤を使う様にしてます。

あったまると、そのまま上部のガソリン噴出が始まります。ハンドルを回して火力調整します。

けっこうな火柱が上がるので、取扱い注意です。

落ち着いてきました。

しばらくすると無事に点火。

風防を戻します。

最小に絞った炎。

最大の炎。

バルブを閉じると、炎が消えて行きます。

半年ぶりくらいの使用ですが、問題なさそうで良かった。

 スベア123R、湯を沸かす時間では圧倒的にジェットボイル等の現代ストーブに軍配が上がります。

しかし、手間(プレヒート)をかけて、雰囲気(真鍮製のボディ)があり、ロマン(100年の歴史)が感じられる「一生モノ」です。

あーカッコいい。

カワサキ(KAWASAKI)W650を語ってみる事に。

カワサキ(KAWASAKI)W650。

クラシックな外観、乗り手を選ばない操作性、鼓動感のある走り。

今回は、僕自身も10数年間愛車として乗り続けているW650について、スペックやエンジンの特徴、インプレッションや燃費などを中心にお話します。

カワサキバイクの歴史で、「W」と言うネーミングモデルのご長寿ぶりは他モデルを圧倒するものがあるのではないでしょうか。1966年に発売された「W1」からしても既に半世紀以上という事になります。

ネーミングの継承やデザインだけではなく、アイコンである「バーチカルツイン」というエンジン形式を現代まで作り続けている事実は、カワサキ社のイズムを感じさせます。

1999年発売後、取り回しやすい車体と扱いやすいエンジンが評価され、年齢性別を問わず人気となりましたが排ガス規制等の問題により2009年を最後に生産終了となってしまいました。

その後は「W800」にその立場を譲ります。ところが「W800」も一時的に生産終了となりましたが2019年3月、いよいよ規制条件をクリアし再販になりますね・・・ブラックアウトしたエンジンや各部品は最近の流行りを感じますが、僕は以前の方向性が好き。ストリート&カフェでなく、オールドスクールなメッキタイプ&現代カスタム風のブラックアウトタイプの2系統で販売すれば良いのに。


さ、まずは諸元から見てみましょう。

【W650 その主要諸元表】

※当時のカタログを大事にとってあります。

※僕が所有している2006年型アップハンドル仕様のスペックです。

メーカー カワサキ エンジンタイプ 空冷4ストローク・並列2気筒SOHC4バルブ
モデル名 W650 エンジン始動方式 セル・キック併用
タイプ・グレード アップハンドル仕様 最高出力 48ps(35kw)/6500rpm
動力方式 最大トルク 5.5kg・m(54N・m)/5000rpm
型式 EJ650A 車体重量(乾燥重量) 195kg
排気量 675cc 車体重量(装備重量) 211kg
発売開始年 2006年 パワーウエイトレシオ 4.1kg/PS
燃料消費率 37.0 km/L ( 60 km/h走行時) 全長・全高・全幅 2180mm × 1140mm × 905mm
燃料タンク容量 14.0リットル シート高
航続可能距離 518.0km(概算値) フロントタイヤサイズ 100/90-19 57H
燃料供給方式 キャブレター リアタイヤサイズ 130/80-18 66H

面白いのは「W650なのに排気量は675cc」という部分。歴代「W」へのオマージュとしてのネーミングらしいです。また、14Lという大きめのタンクを備えている為、実質燃費L/25㎞程度で換算すると満タン350㎞走行可能という事もメリット。

当時はハンドルの高さが違う。「アップハンドル仕様」と「ローハンドル仕様」の2択がありました。僕はクラシカル感が欲しかったので、迷わず「アップハンドル」にしました。乗ってて楽ですし。

※当時のカタログより、アップハンドル

※当時のカタログより、ローハンドル

また、最大出力は当初50ps(37kW)だったんですが、2004年型以降は騒音・排ガス規制の対策として48ps(35kW)へとデチューンされました。僕のは規制後。

あ、念のためにサービスデータも。

【W650 そのサービスデータ】

※僕が所有している2006年型アップハンドル仕様のスペックです。

標準プラグ CR8E スプロケットサイズ ドライブ(前)  15T
ドリブン(後) 37T
プラグ使用本数 2本 チェーンサイズ 525 / 104リンク
プラグギャップ 0.7-0.8mm バッテリー型式 VTX14-BS
エンジンオイル全量 3.0L ヘッドライト 12V 60w/55w  ライトタイプ:H4
オイル交換時 2.5L ヘッドライト備考 12V 60w/55w
エレメント交換時 2.8L テールライト 12V 21w/5w S25
フロントウインカー定格 12V 15w リアウインカー定格 12V 15w


ちなみに、発売時価格は¥686,000。僕が購入した金額は乗出し価格で72万円ほどだったと記憶してます。

【W650 そのデザイン】

W650は、よく「ネオ・レトロ」的な表現を使われました。メッキパーツの多用(掃除が大変ですが)と先述のバーチカルツインのエンジンがクラシック感を醸し出し、美しく見えます。よく「所有感を感じられる」と言われる部分ですね。全体のカラーリングやスタイリングはもちろん、エンジン絡めたデザインの美しさはデザイナーさんと当時の開発チーム皆さんのセンスを感じます。

※当時のカタログ、冒頭の見開き。

強いて言えば、エンブレムが「ト●イアンフのパクリ」的で論議を生みました。僕の先輩でト●乗りの方でも一瞬見間違えていました。W800からはデザイン変更されましたね。

【W650 そのエンジン】

※当時カタログより

「バーチカルツイン」というエンジン、「最新技術で鼓動感のあるエンジン」が当初のコンセプトだったらしいです。それを基本に様々な種類のエンジンを検討し「W1から始まったバーチカルツインのエンジン」となったようです。OHVも検討されたようですが「最新技術」というキーワードからSOHCのカムをベベルギアで駆動させる内容が決定。ちなみに、このベベル駆動はW1の外観的特徴でもあるOHVのプッシュロッドの雰囲気を演出する事にもなりました。

また「360°位相クランク」を採用した事もポイント。鼓動感を優先して、フレームや乗り心地に悪影響が出るデメリットを「味」として採用しています。この部分は最新技術で悪影響が出ないように対策があったらしいのですが。
これらの採用により、あえて「メカノイズを含めて聞かせるためのエンジン音」を奏でる事が出来、「人の五感」を刺激する現代には珍しいエンジンが生まれました。

デザインとエンジンのコンセプト、バランスをとる事は当時の開発チームにとって一番難儀だったと思います。・・・すみません、僕はマフラー交換しちゃいましたが。

【W650 その乗り心地】

ポジションは、アップハンドルという事もあり、楽な姿勢で運転できます。サスも柔らかめで運転時の疲れも少ない気がします。前期型シートは形状のせいでか「長距離でお尻が痛い」と意見があったようです。僕は、すぐにシートをカスタムした為に感じていませんが。僕は身長が183㎝あるため、ステップ位置がもう少し長めであれば最高です。

取り回しは、約200㎏の中型プラスαという感じの車体ですので、比較的に取り回しがしやすいと思います。ハーレーの大型モデルだと300㎞超えてますし。

【W650 その系譜】

W650のルーツはこんな感じ。

※系譜の参考資料として僕の宝物のひとつ、「WORLD MC GUIDE KAWASAKI-Ⅰ(ネコ・パブリッシング刊)」より出典しています。

メグロ スタミナK1(1960年)

エンジン:空冷4ストローク並列2気筒 OHV 2バルブ
総排気量:496.75cm3
最高出力 :33ps/6,000rpm
最大トルク :4.1kgf-m/6,000rpm

W1(1966年)

エンジン種類:空冷4ストローク並列2気筒 OHV 2バルブ
総排気量: 624cm3
最高出力: 47ps/6,500rpm
最大トルク: 5.4kgf・m/5,500rpm

W1SA(1971年)

エンジン: 空冷4ストローク並列2気筒 OHV 2バルブ
総排気量: 624cm3
最高出力: 53ps/7,000rpm
最大トルク: 5.7kgf・m/5,500rpm

W3 [650RS] (1973年)

エンジン:空冷4ストローク並列2気筒 OHV 2バルブ
総排気量: 624cm3
最高出力: 53ps/7,000rpm
最大トルク: 5.7kgf・m/5,500rpm

W1からW3の途中、マイナーですがW2の存在もありました。

メグロ以前は、英国BSAまで遡る系譜となります。

よく欧米人がW650に関して「なんで本家BSAやト●イアンフに乗らないのか?」的な事を言うらしいのですが、そんな事を言い始めると最初にバイクが発明された祖先の話までになりナンセンス。

僕はカワサキが好きでW650が好きなので「純国産としてのメグロ」が初代という事で考えています。賛否あると思いますが(笑)。

◆W650 まとめ

W3が1974年に生産を終えた後、四半世紀を超えてW650が生まれました。当初はカワサキという会社自体も「売れるバイクではない」と考えていたそうです。一定層のみに訴求するモデル。でもそれは大きな間違いで、結果は「ネオ・クラシックブーム」の影響を及ぼすヒットとなりました。

規制で絶版となった車両ですが、現在でも中古車はリーズナブルな金額で取引され、タマ数も多いと思います。一部の方からは「大型バイク入門」的な位置づけを言われましたが、中上級者でも楽しめるはず。スピードを求めるのではなく、目的地までゆったりとエンジンの鼓動やメッキパーツに反射する景色を楽しみながらライディングする事がW650らしさです。

気になった方は一度乗ってみてください。

バイクの必要最低限が揃っている事を感じられるはずです。

「ダケヲ、小屋建てるってよ!」~バイク ガレージをDIY⑤

結論から言います。実は2018年8月にバイク小屋は建ち上がっています・・・。

約半年間、こちらを更新せず報告してませんでした。

約3か月間、当初の予算10万円をおおきくオーバーして、20万円ほどの金額を投じて完成です(涙)

こちらは室内の一部。

憧れの「工具を壁に並べて吊るす」事が出来ました。

完成から半年、暖冬で積雪が少ない事もあり無事に建っています。

それでは、ここからは最終の屋根~外壁のガルバリウム鋼板作業を振り返ります。

金切りバサミでも全然切れるんですが、時間がかかるのと変形しやすいのがデメリットとなり、グラインダーでカットしました。


屋根は案外スムーズに貼り終えましたが、仕舞い部分はガタガタの素人仕事です(涙)。見た目よりも、雨の吹込みが無いように心がけます。

壁面には垂木を十字で貼り付けて、下から上への空気の通り道を作りました。

設計士である友人からのアイデアです。

そこに外壁を貼っていきます。

あっという間に貼り終えて・・・と言いたいところですが、出勤前の2時間ほど毎日作業して数日かかりました。

そしていよいよ最後の外壁部分となります。

ここを貼り終えると完成ですわ。

なんだかんだで手伝ってくれた息子に、最後の釘を打たせます。

大人になっても覚えてるかな??

とうとう完成しました~!!

素人仕事の集大成、秘密基地「ダケヲ小屋」の完成です。

室内には、W650の車検用の交換マフラーや予備タンク、フェンダーを壁掛け出来るように部品を造作してみました。

ああっ、憧れの「小屋」。

当初の目論見は、予算と手間暇の関係から超シンプルな内容となりましたが、本来の目的である「様々な気候からバイクと遊び道具たちを守る」という使命に特化できたと思います。

ええ、自分にそう言い聞かせています。

趣味を満喫出来るように、さらなるカスタマイズをしていきたいと思います。

(と考えていた完成直後ですが、すでに息子の自転車やらキャンプ用品やらで埋め尽くされてきました・・・)

「ダケヲ、小屋建てるってよ」~バイク ガレージをDIY④

◆6月某日

仕事の繁忙期&決算で、なかなか小屋作りが進みません(泣)。

そんな中、ようやく屋根を付けます。

今回、ルーフィング用のシートは貼り付けず(予算削減・・・)型枠で使う塗装合板を組合せ、隙間やネジ穴はコーキングで埋めるという荒業で行きます。このやり方、不安もありますが以前に相談した造園業の社長さんから頂いたアイデア。でも、これだけだと不安なので、最終的にはガルバリウムの波板を乗っける予定。

さすが素人仕事、パネルの合わせ部分と骨組みにズレが・・・補強を入れてごまかします。

あと少し・・・これくらい自然採光があれば、中はかなり明るいです。・・・って、今のところは窓の取付予定はありません。

また合わせにズレ(涙)。合計2か所、見栄えは悪いですが「良し」とします。

ちょっとだけ、カブを入れてみた図。W650とカブ、あとは諸々の道具たちは十分に入りそうです。

背の高い側に棚を作ると、かなりスペースは狭くなりそう。夢だったロフトはあきらめて、実用的な作業台(机)だけは採用したいと思います。

屋根を貼り終え、続いてはこちら。

屋根部分の強度が不安だったため、垂木と側面をつなぐ補強金物を購入しました。

クギもセットです。

こんな感じで固定していきます。

1X4材で垂木の面を隠します。

このまま、隙間をコーティング剤で埋めて本日終了。

翌日はこちら。

合板をカットして・・・

塗装後に2X4材でフレームを作ると・・・

かなり端折りますが、観音開きのドア完成。

屋根も現状不安なので、再度ブルーシートを被せます。

来週も天候が悪そうなので、しばらくガルバ屋根には着手できないかも(涙)。

◆後日・・・

さすが梅雨ですね。2週間ほど休みが雨降りでガルバ屋根に手が出せません・・・。

そんな中、室内の造作を進めます。

2X4材が余っていたので、そのまま棚の製作開始。

こちらも天板は合板を使用。けっこう強度はあります。

さっそくパーツとトランポ用ラダーを置いてみます・・・ああっ、「秘密基地」の完成近し。