MSRウィスパーライトインターナショナル(旧型)のメンテナンス

先日、久々に火入れしたウィスパーライトですが「しばらくメンテナンスしてないな・・・」と考え、酒飲みながらツマミに急遽メンテナンスを。

※「点火の儀式~MSRウィスパーライトインターナショナルはこちらから。

まずはポンプ部分。

「←1」という表記にそって、場所を合わせます。

※あとから写真がありますが、ポンプ内部に逃げ用の「クビレ」があります。

続いて、「↓2」という表記に沿って引手を半時計周りに回転。「→3」で引き出すと・・・

外れます。

ポンプが動きが滑らかになる様に、先端の黒いゴム部分に付属オイルをしっかり塗布しましょう。

ポンピングで動きが渋くなったら、定期的にコレをしないと部品破損につながります。

先程の「←1」の位置合わせ、左側の「クビレ」と固定パーツが外れるポイントなんですね。

次は、バーナーへの給油ホース接合部。

付属のレンチの背側を使って左に捻ります。

回りました。

開くと、段差の所にOリングがハマっています。それを安全ピンの先やクリップを曲げてかき出す様に取ります。

※画像では、外した状態です。

これがOリング。

こちらもオイルを挿しておきます。

最後にチェックバルブ。

これも付属レンチを使えます。

左に捻ると・・・

部品が取れます。

ここは劣化してなければ特に問題なし。

ポンプ部、完了。

さて、バーナー部に取り掛かります。

下部のプレヒート用受け皿(プライミングカップ)を手で左に回して外します。

※黒いのは、僕のプチ改造でウィックを外してカーボンフェルトをいれてあり敷いてます。

次はバーナー上部のプラスネジをこれまた付属レンチで外します。

分解作業のすべてが、付属レンチ一本で出来るのがポイントですよね。どんな環境でも速やかにメンテンナンス可能・・・持っていくのを忘れなければですが。

ちなみに・・・

MSRから「ウィスパーライトインターナショナル用メンテナンスキット」なる物が販売されています。

主要なOリング(パッキン)やメンテナンス用オイル、安全ピン(パッキン外し用?)専用レンチが入っています。

・・・が、

僕の場合、恐らく新型が発売されてから購入した為かパッキンの一部と付属レンチが違うようです。

付属レンチ新旧。

上がメンテナンスキット封入の新型、下が本体付属の旧型。

旧型本体バーナー上部のボルトはプラスネジの為、下のレンチであればマイナスドライバーですが対応可能。

しかし、新型では対応出来ず・・・。間違えて持っていないよう注意です。

ちなみに、新型ではバーナー上部ボルトは六角レンチを使用します。ま、定期的なクリーニング以外はトラブルになる場所でもないからでしょうか!?

・・・さて、メンテナンスに戻ります。

バーナー部、バラシ完了。

手が煤で真っ黒です。

ジェットとジェネレータ。

ジェットを外します。

ココも付属レンチの一番大きな六角で左に回すと外れます。

外れました。

「IG」は白・赤ガソリン対応。

「K」は灯油(ケロシン)対応。

僕はもっぱらホワイトガソリン使用なので、「IG」を付けっぱなしです。

※注意)新型では表記が違うようです。

さ、それではピカールで磨きまくりますか。

脚部をゴシゴシ。

本体をゴシゴシ。

真っ黒だったミキサーチューブに光沢が。

元通り組み立てて完了。キレイになりました♪

ホントはこのまま「点火チェック」したかったんですが、深夜になった為おあずけ。

今日はここまで。

夜な夜な、良い酒のアテになりました♪

OPTIMUS(オプティマス)8R~パッキン交換

先日、バーナー周辺の主要パーツを交換した為に調子を取り戻した8Rですが、調子に乗って夜な夜な湯沸かしに使っていると、燃料タンクの給油口キャップ?付近から薄っすら炎が・・・。

「ポワッ」って感じで小さな炎なのですが、あきらかな燃料漏れです。

色々調べてみると、単純に「パッキン不良」の可能性が高そう。

早速オークションで調べてみると沢山出品されています。

んで、早速購入。

123Rの事も考えて、パッキン10枚入りを購入。そして、苦い経験を基にクリーニングニードル5個入りも合わせて購入。

届いた現物を見た瞬間「こんなに要るんか?」と自責の念にかられましたが、とりあえずキープしときます。

さて、タンクからキャップを外してパッキンを抜き取ります。

ピンセットではダメ、結局ラジオペンチで何とか取れました。

新品がフラットなのに対して、使用品はヘタって明らかな段差が付いています。

新品に交換。フラットなのがわかります。

交換後、燃料タンクの顔つきが変わった様な気がしませんか?

そして修理後、ご近所迷惑な「深夜の点火」をしてしまいました。

プレヒートからの・・・

点火!!良い感じ。

15分ほど燃焼を継続させましたが、先日の様な燃料漏れは見えません。

よっしゃ完璧。

勢いついでに「水1L沸騰タイム計測」をします。

【コンディション】

気温:25度

風:あり

スタ~ト!!

沸騰までに約9分・・・遅くない??

いてもたってもいられなくなり、急遽スベア123R出動。

沸騰まで約6分。

こんな差がある!?

吹き出す炎の大きさは大差ないのですが、バーナー周辺がオープンな8Rは、風防付きの123Rに比べて風に弱いとか、理由がありそうです。

今度の休みは、8R用の風防つくってみようかな・・・。

点火の儀式③~OPTIMUS(オプティマス)8R・・・ついでに部品交換

ホワイトガソリンを中心とした、所有ストーブの点火&メンテナンス企画の第三弾。

※第一弾「コールマン 425F ツーバーナー」はこちらから

※第二弾「OPTIMUS(オプティマス)スベア123R」はこちらから

今回は「弁当箱」ことOPTIMUS(オプティマス)8Rです。

10年ほど前に、スベア123Rを購入して、兄弟的な存在の8Rと比較してみたくなりオークションで落札。

何度かキャンプやツーリングで使用しましたが、数年前メンテナンス中にクリーニングニードルが折れてしまってから持出す事が少なくなり、置き物化していました。

このメンテンナンス企画に伴い、一念発起して消耗部品交換と合わせてニードルを新品にと思いつき、こちらもオークションで部品一式をポチリ。

届きました。

クリーニングニードルだけでなく、スピンドルやニップル、パッキンもセットになっていました。

スベア123Rとは互換性のない部品もあり、詳細はOPTIMUS(オプティマス)の国内販売元であるスター商事さんのHPに取扱説明書がありますのでご参照を。

それでは、作業に入ります。

蓋を開けて・・・

真鍮製の燃料タンクを引き出します。

上蓋裏面には英語にて注意書き。

底面・・・この味わいは捨てがたいのですが、サビの進行を恐れて全塗装を検討中です。

作業には古新聞を敷いて。

おおっ!地元富山の星、バスケ日本代表の八村選手と馬場選手の記事が!!

※今日現在、FIBAワールドカップ真っ最中です。がんばれニッポン!!

さて、本題に戻って分解。

ジャジャーン♪真鍮製品の必須アイテム「ピカール」登場。部品交換と合わせて、磨きまくっておきます。

バーナーヘッドを外して磨く!

各パーツ、ひたすら磨く!!

さっすが「ピカール」。良い仕事をしてくれます♪

さて、ここからは部品交換作業に。

普段は燃料の噴出を調整するハンドルですが、穴が3つ空いてて、メンテナンス用のレンチになるんです。

まずは、ニップルから外しましょう・・・あ、ピンボケ。

ニップルを外して、火力調整のスピンドルを右側に回すと・・・

クリーニングニードルが現れます。こいつを抜き取りましょう。

続いてスピンドル。パッキンを締め込んであるボルトを外して・・・

スピンドルを右側に緩めて行くと外れます。

鉛のパッキンは、締め込んで変形させることで役目を果たしていますのでボロボロ。数年前に点火した際、火力が上がらない事も使わなくなった理由だったので、原因として考えられるスピンドルの劣化を改善するための交換となります。

こちらが新品。取付の際、ボルトを締め込むと鉛のパッキンが潰れる感触がわかります。

こちらはクリーニングニードル。

左:旧)ニードル折れてます。

右:新)ニードルあります。

スター商事さんのHP内トリセツによると、ニードルは開いた状態から入れ込んだ後に、何度か上げ下げする事が必須との事。

これをやらなかったので、以前のメンテではニードルをポッキリ折ってしまったのです(涙)

今回は、しっかりと所定の位置となったようです。ニップルからニードルが出てるのがわかりますね。

作業完了。

すでに深夜ですが、点火試験をしないと今夜は眠れないので実施する事に。

給油完了。

緊急消火用のバケツと水も準備よし!!

スベア123Rと同様、僕はプレヒートに燃料アルコールを使います。

カーボンフェルトを敷いたプレヒート用受け皿に燃料アルコールを入れて・・・

プレヒート点火。

暫くすると、バーナーヘッドから気化されたガスが噴出して無事に着火。

部品交換、無事に完了!

・・・と言いたい所でしたが、スピンドルを交換して、以前の様に爆音と大きな炎が起きるかと期待していましたが、超弱火です。

いてもたってもいられなくなり、比較用に123Rも点火。どうみても123Rの弱火程度です。

スベア123R、全開。

8R、全開。あきらかに弱い。5分ほど燃焼させて、十分にあったまっているはずなのに(涙)

スピンドルが原因ではなかったのかと落胆していると、急に爆音が。

おおっ!おかえり、8R!!

良い炎が上がり始めました。推測ですが、数年間放置していた際に古い燃料が残っていた為に劣化しており、不完全燃焼になっていたのでは??

再度比較しても、123Rと遜色なし!!

むしろ8Rの方が炎が大きいかもです。123Rも部品交換してみようかな。

これでまた、8Rを連れ出す事が出来ます。

【注意!】メンテナンス等、くれぐれも安全を考慮して自己責任でお願い致します!!

点火の儀式②~OPTIMUS(オプティマス)スベア123R

ホワイトガソリン系の所有ストーブ達をメンテナンス&点火する企画の第二弾。

※第一弾「コールマン 425F ツーバーナー」はこちらから

今回は僕の一番大好きなストーブ「OPTIMUS(オプティマス)スベア123R」です。

言わずと知れた、伝説のストーブですね。

僕にとってはじめてのガソリンストーブで、10年前くらいに新品購入。

冬場の火力安定を求めて、ガソリン燃料の小型ストーブを検討した結果これに行きつきました。 バイカーの方が使用している事が多かったのも購入理由の一つです。  

【123R ココが〇】

・ガソリンストーブとしては小型軽量

・気温が低い状況での火力安定性

・シンプルな作りで故障が少ない  

【123R ココが×】

・プレヒートの不便さ

・爆音

・現代のストーブと比較すると重く嵩張る

・プレヒート時、時々「火ダルマ」になる

  ・・・あえて「×」を書きましたが、あまりある魅力があります。

このスベア123R、若干のリニューアルや製造メーカーの変動はありましたが100年くらいから製造されている歴史あるストーブという事でも有名。 富山が舞台で1900年代初頭の設定である「劔岳 点の記」の劇中でも写り込んでました。

また、僕のアウトドアバイブル「遊歩大全」にも取り上げられてたり。

「世界中でさまざまな冒険にお供したんだろうな」と妄想を膨らませてロマンを感じられます。

燃料を気化させるためのプレヒート(余熱の儀式)が面倒なのですが、その「ひと手間」が楽しいですよね。プレヒートで「火ダルマ」の様に燃え上がり、ドキドキさせられる事もしばしばですが。

余談ですが、スベア123Rユーザーなら定番のスノーピーク製コッヘルに入れて持ち運んでます。

本当、スベア123R用に作られたかの様なシンデレラフィット。

軽いカスタムとして、プレヒート用の燃料を注ぐ窪みにカーボンフェルトを付けてます。

こんな感じ。

そして、バルブの開閉ハンドルも取付位置変更済み。

もとはココに付いてるのですが、本体が熱くなると、近すぎて触れなくなることから、ワッシャーをかまして風防に取り付けてます。

さ、それでは本題の点火に。

まずは風防をスライドさせて外します。そして燃料補給。

続いて、ガソリンストーブの醍醐味「プレヒート」。

僕は、カーボンフェルトに燃料アルコールを浸み込ませてプレヒートしてます。

本来は燃料用のガソリンを垂らしておこないます。

プレヒート点火。

これをガソリンでやると、火ダルマになるやら煤だらけになるやらで、僕はアルコールや着火剤を使う様にしてます。

あったまると、そのまま上部のガソリン噴出が始まります。ハンドルを回して火力調整します。

けっこうな火柱が上がるので、取扱い注意です。

落ち着いてきました。

しばらくすると無事に点火。

風防を戻します。

最小に絞った炎。

最大の炎。

バルブを閉じると、炎が消えて行きます。

半年ぶりくらいの使用ですが、問題なさそうで良かった。

 スベア123R、湯を沸かす時間では圧倒的にジェットボイル等の現代ストーブに軍配が上がります。

しかし、手間(プレヒート)をかけて、雰囲気(真鍮製のボディ)があり、ロマン(100年の歴史)が感じられる「一生モノ」です。

あーカッコいい。

点火の儀式①~コールマン 425F ツーバーナー

もうすぐ8月も終わります。

ふとキャンピング機材を見ていると、今年一度も点火していない火器類が多数。

今日からメンテナンスを兼ねて「点火の儀式」をおこない、調子を見る事にします。

第一弾は「コールマン 425F ツーバーナー」。

世間の鉄板は413ですが、僕は少しサイズの小さい425Fに一目ぼれ。

「大きな鍋を二つ同時に置けない」とかネガティブな意見もありますが、我が家のキャンプで不自由した事はありません。

さ、それでは早速取り掛かります。

中古で買った時から「ソフトケース」が付属してました。

ステッカーチューンしましたが、熱でボコボコ(涙)

なんか剥がせなくて、そのままにしてます。

型番は「425F」。

底面にある数字は製造年度。

1987年の9月製造・・・32歳(2019年時点)です。

去年、シーズンオフに一度クリーニングをした記憶があり、比較的に綺麗な状態になっていて一安心。

燃料タンクを取り出します。

燃料であるホワイトガソリンを入れて、ひたすらポンピング。100回を目安にしてます。

動きが渋かったので、オイルを挿しときます

点火準備状態。

L字レバーを上に向けて、ライターを準備。

ゆっくりとダイヤルを左に回しガスを放出させます。

200Aランタンと違い、L字レバーは「点火時:上、消火時:下」なので、いつも混乱しますね・・・。

「シュー」と気化されたガスが出てきたら点火。

無事に着火しました。

念の為に、点火後にもポンピングして内圧と安定させます。

続いて、左側のセカンドバーナーに点火。

筐体の左側面にある、セカンドバーナー用のコックを開いて点火します。

右のメインバーナーが点火してないと使えないのが残念ですが、スープ等の保温やホットサンドメーカーの使用に重宝してます。

こちらも無事に着火しました。

1年近く放置していましたが、どちらのバーナーも無事に「点火の儀式」を終え、炎が揺らめいてます。コールマンのツーバーナー、やっぱカッコいいですよね。

もうじき晩御飯なので、ツーバーナーで調理をしようと思いましたが、家人が激怒した為に消火。

本日はここまで。

バイクツーリング、もしもの時に・・・ガソリン携行缶

GW、皆さんはバイクライフを楽しんでますか?長距離ツーリングやメンテナンスにも良い時期ですね・・・僕は仕事ですが(泣)。

そんなストレスを解消すべく、買物をしました。ネットショッピングの期間限定ポイント(1,000円程度なんですが)が有効期限切れ間近の為、色々と物色しているとミニサイズの「ガソリン携行缶」が気になりました。

昔、プチツーリング中の峠で「ガス欠」になりました。あるあるですが、タンクコックをリザーブにしたまま走行し、気づけば完全なるガス欠に。バイクを押したり、坂道では跨ってみたりで何とか麓のガソリンスタンドに到着すると「本日休業」という鬼の仕打ち(泣)。

あんな思いは二度としたくない・・・という事で、プチツーリングには必ず携行缶にガソリンを入れるようになりました。ま、登山で使う「燃料ボトル」を流用なんですけど。

これを機会に、バイク専用のモノを買っておこうかと考えました。

んで、早速購入。1,000cc=1Lの容量です。

今までは、登山の燃料ボトルで代用していましたが、最大750mlまでしかなかった事、また注ぎ口にノズルが無かった事で、今回の購入となりました。

消防法にも適合とあります。

「MADE IN TAIWAN」でした。「JIS規格合格品」と記入されているのは、この書き方だと、あくまでも「鋼板としての合格品」という意味でしょうね。

蓋を開けると、携行缶のキャップ部分が見えます。

中を取り出すと、こんな感じです。

「収納袋付き」、間違いありませんが不織布の簡易的なモノです。

擦り傷防止程度ですね。

しっかりとした説明書が入っていました。

基本的な使用方法は、この部分で一目瞭然。ま、触ってみれば使い方は全く難しくありません。

本体はミリタリーチックですね。OD色だったら、なお良かったのに。

開閉は一般的なスクリュー式です。登山用の燃料携行缶だとロック機能が付いていたりしますが、バイクだとこれくらいで十分なのでしょう。

一部のレビューに「ガソリンが漏れた」との記載がありましたが、パッキン不良が無い限りは締め方や後述のパッキンの仕込み方に不備があるのではないでしょうか?

キャップを開けると、中にノズル部分がいました。

キャップ+ノズル部分。

これを・・・

ノズルホース(黒い部分がパッキン)を取り出し・・・

蓋の中心パーツを外して・・・

先ほどの、ノズルパーツの方向を換えて・・・

パッキンがしっかりとハマっている事を確認し・・・

これで「給油スタイル」にトランスフォーム完了。

って、そんな解説しなくても良かったのですが(笑)。

気になったのが、収納時に蓋中央部分にハマるパーツ、給油後に忘れちゃいそうです。ダケヲ、絶対に失くす自信ありですわ。

改めて収納スタイルにトランスフォーム。

収納時に一番注意することは「パッキンのセット」と「蓋をしっかり締める」の2点でしょう。

さ、スタンド行って給油して、チャンピオンバッグの中に入れておきますか。

ストーブ入門には最適!~ SOTO(ソト) レギュレーターストーブ ST-310

最近、仕事が超繁忙期。家に帰ってからの気分転換に、グッズの整理も兼ねてガサゴソしてます。先日のジェットボイルが本当に「湯沸かし最速」なのか?を調査する名目で、コーヒーの湯沸かしをSOTO レギュレーターストーブ ST-310に出動してもらい計測しましょう。

キャンプや低山は勿論、家で直火が必要な時等に使用する機会が多いST-310。「マイクロレギュレーター」という機能を搭載しており、気温の低い時期でも安定した燃焼が得られます。

【製品諸元】

発熱量:2,500kcal/h

使用時間:約1.5時間

本体サイズ:166x142x110mm(使用時) 140x70x110mm(収納時)

本体重量:350g

ゴトク径:130mm

燃料:CB缶(カセットボンベ)

100均でも買えるカセットガスを燃料とし、キャンプやツーリング、釣りにと様々なジャンルでの屋外使用で定評があるこのコ。マイクロレギュレーターという機能搭載で寒冷時期等、火力低下を起こしやすいCB缶の弱点を解消しています。

また、直径19cmまでの大型鍋が使用できるゴトクを備えており、大人数の料理もこなせます。

アニメやSF映画に出てくるロボット的なデザイン。ガスボンベを外した状態で反射板を下向きにした、この姿が好きです♪

7年以上も使用しているためか、汚い・・・これでも定期的に磨いてメンテしてます。

お気づきかもしれませんが、ポピュラーな改造として事故防止のシリコンチューブを脚に付けてます。脚部がかなりの高温になる為よく火傷をしていましたが、これがあるだけで改善されます。

折りたたむとこんな感じに。比較的、小さくなります。

実際に計測してみると357g。メーカー公表よりも若干重いですが、先述のシリコンチューブのせいでしょうか。

いよいよ「湯沸かし」開始です。本日は室温23.2度、いつものように水道水500mlを準備しました。

いよいよ点火。「コォォー!」という音と共に無数の穴から炎が広がります。トランギアの0.6LケトルだとMAX開放の状態でサイドから少し炎がはみ出します。ガス量の調整レバーは、最初2回転以上回さないとガスが噴出されません。

これが調整レバー。ST-310はイグナイター(点火装置)搭載ですが、僕の機体は数年前に壊れてそのまま。高所で使う場合もあるので、いつでもフリント式ライターをセットにしています。

おおっ!色々お話している間に沸騰しました。

結果は・・・2分23秒!ジェットボイルよりも早っ!!室内の様な条件では、無風で単純な火力(発熱量)勝負になってしまいますね。高所で、しかも気温が低い場合等だと多少影響があり結果には変化があると思います。

厳冬期等の寒冷時には、おそらくガソリンストーブが圧倒するでしょう。しかし、安全面や燃料コスト等、ST-310を使用するメリットは多々あります。

以前よりも販売価格が高騰した気がしますが、それでもアウトドア入門用としては最適なストーブですし、耐久性もあることから長期間の使用が可能です。

今日は手抜きでインスタントコーヒー。

さて気分転換も出来たし、もう少し事務仕事を片付けます。

 

 

 

超速の湯沸かし! ジェットボイル ZIP

先日、立山に持っていったジェットボイルZIPですが、「とにかく早くお湯が沸く」事で今までの不便さを引っ繰り返す事を期待して購入しました。

【製品諸元】

総重量:400g (ガスカートリッジを除く)
サイズ:φ104mm×高さ165mm(収納時)
容量:0.8L(調理容量は0.5L)
素材:アルミニウム(カップ本体)
出力1134kcal/h
沸騰到達時間:0.5Lで約2分30秒(ジェットパワー1缶で約12Lの水を沸騰可能)

セットの中に燃料カートリッジ(ちょっとだけ使ったモノ)も入れた状態での実測は584g。満タンカートリッジだと約600gというところでしょうか。

内容物はこんな感じ。

上段右から・・・カップ(底部カバー兼用)、本体、上蓋(湯切りつき)

下段右から・・・汎用クッカー用ゴトク、ガスカートリッジ、バーナー、スタビライザー

 

剣岳への山行時、ナイトハイクで雨に打たれて剣沢キャンプ場に到着。とにかくテントを設営し、服を着替えながら温かい飲み物を作ろうと湯沸かし。

当時の僕は、流行りの「ウルトラライト装備」でスピードハイクを心がけていました。持ってきたストーブはエスビットの固形燃料とチタニウムストーブ。

気温もひとケタで、エスビットのセットでは沸騰までの時間8分弱。その間、ガチガチ震えながら湯気が上がるのを待ちました。その時の待ち時間が本当に長く感じ、体温が下がっていく事の不安がトラウマに。

下山した帰り道にモンベルに寄って、迷わずジェットボイルを購入しました。低山やコンディションの良い時であれば、固形燃料やアルコールストーブでの軽量優先でも問題ないのですが、この時の経験から「軽さは正義」よりも「超速湯沸かしは正義」となりました。

それでは、実際に湯沸かし時間を計測してみましょう。

組み立てると、こんな感じ。

今回も500mlの水道水を準備しました。

ちなみに、クッカー内にも容量メモリがあります。これって、あると結構便利ですよね。

本日の室温は22.7度。3分以内には沸騰予定です。

点火しました。ちなみに、ZIPはイグナイター(点火装置)が付いていません。標高の高い場所での使用には、元々イグナイターは役立たず。ライターは常備です。

補足ですが、ライターは底部に収納可。

おっ、もう沸騰してきたようです。写真では判りにくいですが、湯気が噴き出してきました。沸騰まで 2分24秒。早っ!!

固形燃料と比較するのは何ですが、本当に早い。「お湯を沸かす」事に特化したシステムだけに、感動的な超速湯沸かし。

「山メシは調理してナンボ」な昨今ですが、インスタントラーメンやHOTドリンクを速やかに作ることが出来る事も非常に重要なのではないでしょうか。

おまけ・・・

汎用クッカー用ゴトク。元々の火力が比較的弱い為、保険的なアイテム。

底部カバーを兼ねるカップ。コーヒーを入れたり、食器として使ったり出来ます。

収納がパズル的ですが、側面のコジー(カバー)部分に表示あり。

 

そんなジェットボイル、手に入れた暁には同行メンバーの誰よりも早くお湯を沸かしてニヤリと微笑んでください。

トランギア アルコールバーナー

秋の夜長に、小腹が空くと食べたくなるインスタントラーメン。そのお湯を温めるのは、味気ないIHヒーターでなく、自宅に居てもアウトドアを感じられる方法は・・・という事で今日は「トランギア アルコールバーナー」を持ち出しました。

僕の大好きなブラス(真鍮)製。使用に伴うエイジングした外観を楽しめるストーブです。元々はトランギア社のクッキングセットである「ストームクッカー」と一緒に購入したのですが、こちらのストーブは単品でも購入出来ます。

【製品諸元】

サイズ:直径7.5cm 高さ4.5cm

重量:110g

燃料:エチル、メチルアルコール

燃焼時間:最大容量70mlで25分間

「エチル、メチルアルコール」と聞くと難しそうですが、ドラッグストア等で販売している「燃料アルコール」は比較的容易に購入出来ます。もしも見当たらなければ「燃料用のアルコールはありますか?」と店員さんに聞いてみて下さい。

実際に計測すると、114g。カタログスペックとは数gの誤差です。

このバーナーには消化と火力調整の役目がある上蓋と・・・

燃料を注入した状態で携帯可能な密閉用の中蓋が付いています。が、実際にアルコールを入れた状態で中蓋をして持ち運んだ際にジャジャ漏れした経験があり、僕は使用していません。

アルコールを携行する際、僕はこのボトルを使用しています。トランギア専用の携行ボトルも販売されていますが、重量が嵩む為にコチラで軽量化。

数年前に、某ウルトラライト系有名ショップにて購入しましたが、とある調剤薬局にて子供の風薬を貰う際に全く同じモノが(泣)。

僕:「このお薬ボトル、これのみ購入する事は出来ますか?」

薬剤師さん:「あ~、コレ?1個50円だけど??」

・・・以前の購入価格の10分の1以下やん(泣)

動揺を隠せないまま、サイズ違いで3つ購入。デイキャンプだと100ml程度入れば十分に使える事、また計測目盛が付いている為に計画的に燃料使用が出来ます。調剤薬局に行った時にはチェックしてみて下さい。

前置きが長くなりましたが、カップラーメンの為に湯沸かし開始。

今回はトランギアのケトル0.6Lを使用します。

コイツもストームクッカーのセット内容物。出動率が高く、焚火にも使用する為なかなか良い面構えになっています。

バーナーに半分ちょい(約40ml)注入しました。

そして点火。最初は中心部のみ火柱が上がります。アルコールバーナーにも幾つか種類があり、トランギアは「オープンジェット」という方式になります。内部が温まってくると・・・

「ポッ!!」という音と共に小さな穴からも炎が立ち昇り本燃焼です。この瞬間、テンションも上がりますね。

最近よく使うのが、バーゴ製のウインドスクリーン。本来の用途ではないのかもしれませんが、僕は風防兼ゴトクとして使っています。専用のモノもありますが、シエラカップや様々なゴトク的に使える汎用品を見つけ出すのも楽しみです。

今回、300mlほどのお湯が必要なのですが、データ計測を兼ねて500mlの水道水を準備。

いよいよスタート。周囲から炎が漏れていますが許容範囲内でしょうか。本日の室温は22度ほど。だいたい7~8分で沸騰予定です。

8分を過ぎたあたりで完全に沸騰。写真では見難いですが、蒸気が噴き出しています。

燃料が少し多かった様で、消火の為に上蓋を被せます。今日は食事にも焚火にも使えるチタンの箸(このあとラーメンの実食でも使用)。ペンチとかでも良いですが、とにかく火傷には注意。

はい、鎮火。ほんの少しだけ燃料が残りました。さあ、ラーメンにお湯を入れて、出来上がりまでほんの少し周囲品の計測を・・・

バーゴのウインドスクリーン。固形燃料等を使用する際にも使っています。ソロ用クッカーなら十分にゴトクとして使えています。

【製品諸元】

サイズ:81 × 416 mm
重量:約38g

カタログスペックよりも実測の方が軽いですね。

話は元に戻って、トランギア アルコールバーナーですが、雰囲気や消火・弱火等の使い勝手は文句なしです。ただし・・・

自作の空き缶アルコールストーブは12g。重量だけで見るなら、トランギアは正直「重い」ですね・・・。それでも山にキャンプに持ち歩きたくなる、僕の1軍アイテムとしては不動のストーブです。

最後におまけ・・・

チタン箸13g。

割り箸3g。

どちらを装備に加えるか?

僕はチタン箸。

軽量化と所有満足度は比例しない論理の証明。

CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) カマド スマートグリル B6型 UG−34

 

「小さい焚火台」というモノが、数年前から結構なブーム。

野外で枯れ枝などの燃料を探して、湯を沸かしたり料理の煮炊きをしたり。僕も焚火が大好きで、アウトドアだけでは飽き足らず、時々は我が家の裏庭で「小さい焚火台」を楽しんでます(ご近所の皆さん、いつもスンマセン)。

そんな僕も、焚火台、ネイチャーストーブと呼ばれる類を幾つかを持っているのですが・・・また買ってしまいました。

◆CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) カマド スマートグリル B6型 UG−34

この手の焚火台では、「笑’s」から発売されているシリーズが既に鉄板でしたが、リーズナブルな価格と高品質から、こちらの商品もamazon等のレビューもかなりの高評価。

僕が持っている小型焚火台は、ネイチャーストーブ要素が強いモノが多く、主にコッヘルでの湯沸かしやフライパンを使用した調理を中心としていました。

今回はグリルとして使用出来き、焼き網を使って調理を楽しめるアイテムとして興味をそそられたカマドグリル、amazonやネット評価を読んでいると物欲が沸々と・・・即購入しました。

僕が購入した時点では、3,000円を少し切る価格でしたが、先日確認するとamazonでは更に2,500円を切っていますね(泣)。

 

【製品諸元】

組立サイズ:(約)幅200×奥行125×高さ180mm

収納サイズ:(約)幅200×奥行125×厚さ35mm(グリルのみ)

(約)幅240×奥行180×厚み35mm(バッグ収納時)

網のサイズ:(約)163×108mm

製品重量 :(約)760g

 

・・・と本家とほぼ同サイズで重量増という感じでしょうか。現状の価格だと、本品は3分の1程度で購入出来る事で、人気が出たのも頷けます。ま、本家は見たことすらないんですが。当然、作り込みは違うんでしょうね。

さて今回デビューに備え、100均で購入したジャストフィットの灰受け皿を付けました。

さらに・・・

web上の先人方から教えを受け、長めの薪も置ける『薪受け』も自作。こちらも、100均の金網(トレー?)を改造・流用したモノ。

実際に使ってみると、横着して短くカットしなかった長い薪を置いても問題なし。

なかなかの活躍です。これ、絶対にあった方が良いです、オススメ。

ちなみに、バッグ収納状態の本体+受け皿+薪受けトレーで重量計測したところ・・・

「924g」と結構な重量級。担ぎ上げて山には持って行かないけど、キャンプにはOKで。

男の感性をくすぐる「コンパクトなサイズからの組立式」というポイント、下部の通気性が良く薪が最後までしっかりと燃焼する事等、なかなかの使い心地。しばらくはソロキャンプでの1軍登録の予感。

「火遊び」するだけでも楽しいのですが、焚火だけってのも何なんで、とりあえずパスタを茹でてみます。

今回のコッヘルは、スノーピークのトレック1400を使いました。

他の焚火台でも使用している為、真っ黒コゲなトレック1400。

カマドグリルは163×108mmの五徳サイズ。少々ビッグサイズのトレック1400は少しハミ出し気味ですが、問題なく使用出来て200gのパスタも余裕。本体強度はなかなかです。

今日は、僕の登山メシの鉄板「お茶漬けマヨ・パスタ」で。

やべっ、武器(箸とはフォークとか)忘れた(泣)・・・思考錯誤した結果、テント用のアルミペグ2本を箸に。

完食後は、お湯を沸かして食後のコーヒー。

ポーレックスのコーヒーミルで豆を挽き、モンベルのO.D.コンパクトドリッパーでコーヒーを落とします。食後のドリップコーヒー、うまっ!

その後は1時間ほど焚火で遊んで本日は撤収。

さて「キャプテンスタッグ カマド スマートグリル」、薪を使ってお湯を沸かす程度には、まったく問題なく使用出来ました。薪のくべ方で火力調整も楽しめます。

今後の課題として。レビューでよく見る「炭を使うと五徳部分との距離が遠く熱効率が悪い」とのお話が気になり確認したいと思います。そういうわけで次回、炭火で焼き物系に挑戦予定。