年末に注文したものの、なかなか手が付けられなかったW650のフロントタイヤ交換です。昔から「チューブタイヤの交換は難しい」という伝説から、ショップに任せる事ばかりでしたがHONDAスーパーカブを入手してブロックタイヤに交換する機会があり、以外にイケる事が判りましたので今回も自分でやってみる事にしました。
今回、アクスルナット用に12mmのソケットと合わせて、回り止めナット用の6mmも購入しました。それでは早速取り掛かります。
最初にフロント右側(ディスクブレーキ側)の回り止めナットを6mm六角で外します。
続いてアクスルシャフトのナット。車軸部分だけあって、かなりの締め付けです。ゆっくりと力を掛けて何とか外す事が出来ました(久しぶりのタイヤ交換なので、今回CRC556を事前に吹きかけておきました)。
次にブレーキキャリパーを外します。
外れました。念の為、エンジン下にジャッキを掛けておきます。
シャフトやボルト類を確認して保管。
何年前に換えたかすら覚えていないタイヤはゴムがカチコチです。
ムシ回しでエアを抜きます。
抜けました。難関の「ビード落とし」に備えて、ビードブレイカーを購入しておいたのですが、以外に手と足で落とす事が出来ました。チューブだからでしょうか??
続いて、たっぷりとビードクリームをビード周りに塗ります。代用品として、石鹸水を付けるとか、タイヤ保護材を吹き付けるとか色々あるようですが、ゴム部分とホイル保護という意味ではビードクリームが一番良い様です。
十分に塗りました。
プロは必要ないらしいですが、素人の僕はリムプロテクターを使います。
苦戦しつつ、何とか外しました・・・本当に苦労しました。泣き泣きでした。
ここからは装着。
せっかくなので、リムバンドも交換。
今回は冒険せずに前後TT100GPにしました。
組み込む前に、チューブに少し空気を入れておきます。噛んでチューブがパンクするとの事で、ネットから得た知恵。
・・・それから格闘する事1時間半。なんとか無事に終えました。
正直、大変過ぎて途中経過を取り忘れました。タイヤレバーとリムプロテクタの使い方はもっと勉強が必要です。コツを掴むほど頻繁に練習が出来ないメンテナンスですね。
自転車用の空気入れで、ある程度までの充填が出来ました。
うん、達成感あり。
細かな注意点として、黄色いマークとエアバルブの位置を合わせる事。タイヤの重量バランスがバルブ位置で軽くなっているらしいですね。
装着時、リムに傷(泣)。調子に乗って力任せにタイヤレバーを差し込んでいた罰です(涙)。
家にエアコンプレッサーが無い為、近所のガソリンスタンドに空気を入れに行きます。念の為、空気圧を確認。
先日、W650用のサービスマニュアルを購入しました。サンデーメカニックとして、最低限の知識を教則本にします。
グリスアップのポイント等も記載されているので、色々と確認。
「耐熱グリスを塗布」の項目に、我が家には品切れ状態である事が発覚。
早速ホームセンターにて購入。グリスアップしてタイヤを元に戻します。
最後の仕上げにブレーキキャリパーを取り付けます・・・が、ブレーキパッドの隙間が狭くなっていて入りません。広げる為にマスターシリンダーの蓋を開けましょう。
サビサビですな。
プラスドライバーで蓋を開けます・・・「ウニョ」というイやな感触が。
はい、ナメました。レロレロです(涙)。
最近、何かをやり遂げると何かが起こります。
エンドレスバイク弄り。素晴らしきかな我が人生の日々(泣)。
【次回予告】
「ナメたネジを外す」・・・回るのか?回せるのか??