「テント沼」。
「もう新しいテントは買わない」
「もし買うんなら、以前のテントを処分してから」
「もう、テント置く場所無いし」
そんな自己ルールを決めたはずなのに、悪友:Rちん(テント沼メンバー)が新幕購入の為「格安で譲るけど、どうけ?」って悪魔の囁きを投げかけます。
ええ、タイトル通り購入済です。

※ちなみに、この話は昨年11月時点です。周囲や芝生が紅葉したり枯れているのはご了承ください。
昨年(2018年)スノーピークから第二のエントリーモデルとして話題となりました。
譲り受けてから数日、試し張りした様子をレポートします。

おなじみのロゴがプリントされた付属のバッグ。

さっそく中身を取り出します。
もともとRちんも僕も、ヴォールトの存在は「ソロキャンプ用のシェルター」として活用したいと考えていました。
なので、今回はセットになっている吊り下げ式のインナーテントは使わず、フライのみ使用します。

以前、Rちんの試し張りを一緒に行ったのですが、それでも20分以上かかってようやくフルペグダウン完了です。
やっぱり良いデザインですね。

中の様子はこんな感じ。
二人掛けベンチ(ロゴス)とソロチェアー(ヘリノックス)の間に自作テーブルを置いて簡易レイアウト。

天井が低い側にマットを敷いて就寝スペースを作ります。
今回は住宅用の断熱ボードと毛布のみ。

室内は183㎝の僕だと、中腰でなんとか移動出来ます・・・許容範囲でしょう。
ソロキャンプには十分な広さと高さです。

ちなみに、「ヴォールト」のサイズはこんな感じ
さすがのスノピ・クオリティでしっかりとした作りなのですが、フライのみでフルシーズン使うには少し厳しい感じです。
もちろん、インナーテントを吊り下げれば問題無いのですが(少なくとも春~秋は)。

今回のレイアウトはデュオ・キャンプ程度ならリビングスペースでの調理も含めて可能だと思いました。大掛かりなキッチンは作れないものの、僕の得意な「ミニテーブル+シングルバーナー」程度なら全然大丈夫そうです。むしろ、ツーバーナーでも行けそう。
その代わり、就寝スペースは2m×2m程度です。付属テントだとリビングは当然狭くなります。
僕はタープ泊(テント無しの屋根のみ吹きっさらし泊)に慣れてるので問題ありませんが、そうでない場合はシンデレラフィット可能な長辺面に出入口のあるインナーテントを探しましょう。・・・何かを得るためには犠牲が必要ですね。
12月上旬、デイキャンプをやってみました。冬の富山にしては気温が高く過ごしやすい日でお昼時から夕方くらいの短時間でしたが以外にシェルター内は暖かい・・・と思ってた矢先、やはり太陽が傾いてくると徐々に室内が冷えて来ました。 これは対策が必要です。
先人方の試行錯誤を拝見していると「テント 自作 スカート」を準備するネタが多いのです。 早速、アウトドア好きの定番「グリーンシート」をカットして自作してみましたので、後日レポートします。
僕は実際にスカート付きのテントは登山テント(エアライズ2の冬用フライ)しか持っていないのですが「すきま風を塞ぐ」理屈は問題なし。
結論、自分の考えていた時期の簡易版シェルターとしては使用できそうです。
真夏は虫対策が必要ですが。
ああっ、一人っきりの連休欲しい。